こんにちは!どんぐりです!
この記事ではバレーボールの反則
に関してわかりやすく解説
していきます。
反則を知らないと、知らないうちに
反則をしてしまうこともあるので、
注意が必要です。
個人的にはきちんとルールや
反則を誰かに教えてもらったという
記憶はなく(笑)試合を見たり、
自分がプレーしたりするなかで、
失敗しながら覚えていったような
気がします。
ですが、知らないことが多いと
慌ててしまったり動揺してしまうので、
なるべく知っておいた方がよいでしょう。
プレーに関する反則に関しては、
主に以下のようになります。
- サーブの反則
- ポジションの反則
- レシーブの反則
- スパイク・ブロックなど
(ネット際)の反則
では、さっそくそれぞれの反則に
関して見ていきましょう。
※6人制バレーボールの場合です。
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サーブの反則について
まずはサーブに関する反則です。
- サーブを打つ時にはエンドラインを踏んだり、
サービスゾーンからはみ出してはいけない - 審判の笛が鳴ったら、8秒以内にサーブを
打たなければならない - トスは1回で打たなければならない
サーブに関しては主にこの3点になります。
とてもシンプルでとてもわかりやすいですね。
2や3に関しては意外に
知らない人が多いです。
2に関しては、かつてのチームメイトが
主審の笛に気付かなかったらしく、
8秒経ってしまい、監督に怒られていた
というのを覚えています。
その当時、この反則について
知らなかったので何が起こったんだ?
と思っていました(笑)
また、ブロックの反則でもありますが、
サーブを直接ブロックするのも反則と
されています。
ポジションの反則について
ポジションに関する反則は以下の通りです。
- ポジショナルフォールト
(サーブが打たれたときに各選手は
決まったポジションにいなければ
ならない) - 後衛の選手はアタックラインより前で
スパイクやブロックをしてはいけない
1に関しては、それぞれのチームで
最初のポジショニングが変わってくるので
実際に何パターンか見てみないと
少しわかりにくい部分があるのですが、
基本的には前衛と後衛が入れかわって
しまっていたり、左右が入れ替わって
しまうと反則となります。
これは、サーブが打たれる前の
ポジションを間違えなければ
問題なくて、
サーブが打たれてしまえば
攻撃の反則だけになります。

↑実際はこんなにきれいに並ぶことは
ないんですが、わかりやすく図にして
みました。
(基本ルールとローテーションに
関してはこちらの記事を参考に
してみてください。)
例えば、
前衛レフトは前衛センターよりも左、
後衛レフトよりも前にいなければ反則、
後衛ライトは後衛センターよりも右に、
前衛ライトよりも後ろにいなければ反則
といったかんじになります。
また、セッターはいつも
ネット前に位置取りしていますが、
ローテーションをして後衛になった時は
サーブが打たれる前までは
前衛の選手よりも後ろに位置取りする
必要があります。
なので、サーブが打たれた瞬間にすぐに
前に出ていく感じになりますね。
少しわかりにくいですが、
実際の試合を見てみると、
サーブを打った瞬間にみんな
動いているのがわかります。
また、2に関しては、スパイクの反則にも
なるのですが、後衛の選手はアタックライン
よりも後ろで踏み切れば、スパイクを
打つことが可能です。
これがバックアタックですね。
最近では世界大会でもバックアタックが
多くなってきていますが、これは、
後衛の選手も攻撃に参加できるという
ことなんです。
また、セッターのツーアタックも
前衛の時に限られています。
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レシーブの反則について
レシーブに関する主な反則は
以下の通りです。
- ダブルコンタクト(ドリブル)
一人の選手が連続して2回ボールに
触ってはいけない - ホールディング(キャッチボール)
プレー中にボールを持ってはいけない
(ボールを止めてはいけない) - フォアヒット
相手のコートにボールを返すまでに
4回以上触ってはいけない
ダブルコンタクトとフォアヒットに
関してですが、ブロックは回数に
含まれません。
なので、ブロックをした選手が
続けてボールに触っても反則には
なりません。
ダブルコンタクトとホールディングに
関しては、オーバーハンドパスの
クセが原因で反則をとられてしまう場合も
あるので、セッターに限らず、注意が
必要です。
また、アンダーハンドでのレシーブでも
組んでいた腕が崩れてしまったりすると
ダブルコンタクトの反則を取られてしまう
ことがあるので気を付けましょう。
もちろん、レシーブしたボールが
顔に当たってしまったという場合も
ダブルコンタクトになります。
ただし、ボールは手で触らなければ
なれないというルールはありません。
たまに、足や顔面でレシーブして
しまうこともありますが、
これは反則にはなりません!
スパイク・ブロックの反則について
スパイクやブロックなど、ネット際の
プレーでの反則もよくあるので、
気を付けましょう。
- オーバーネット
ネットを超えて相手のコート側で
ボールを触ってはいけない - タッチネット
プレー中にネットに触れてはいけない - パッシングザセンターライン
足(くるぶしから先)がセンターラインを
完全な踏み越して相手のコートに
入ってはいけない - アウトオブバウンズ
ボールがアンテナの外側を通ったり、
アンテナに触れたりした場合には
アウトと判断する
オーバーネットに関しては少し
細かい部分があるので補足して
いきます。
基本的にネット上を超えてボールを
触ってはいけないのですが例外が
あります。
相手のスパイク(アタック)や
ツーアタックをブロックするときに
限ってはオーバーネットが許可
されています。
セッターのツーアタックに対する
ブロックも含まれているのですが、
トスをブロックで邪魔するのは反則
となってしまうので、注意が必要です。
特に速攻などの場合で、トスが
近いときなどは手をだしたく
なってしまいますが、ネットを
超えなうように気を付けるように
しましょう。
また、タッチネットに関しては、
スパイクが決まった後など、プレー中
出なければ反則にはなりませんし、
プレー中であってもアンテナの外側の
ネットに触れてしまった場合に関しては
反則にはなりません。
パッシングザセンターラインに
関しては、足以外の手などが
相手コートに入ってしまっても
反則とはなりません。
また、レシーブしたときに
アンテナの外側から相手コートの
外側にボールが飛んで行って
しまった場合などは、アンテナの
外側のネットの下をくぐったり、
ポールの外側を通って相手コートの
外側までボールをとりにいって
自分のコートに戻すといった
プレーも反則にはなりません。
また、ネット際ではジャンプする選手が
多いこともあり、怪我にも注意が必要です。
リベロに関するの反則
リベロはレシーブのスペシャリスト
としてプレーする選手のことです。
そのため、リベロのプレーには制限が
あります。
リベロにはそもそもどのような
役割があるのか、また、何をしたら
反則なのかといったことに関しても
まとめておきます。
まず、試合を見ればすぐにわかりますが、
ユニフォームは周りの選手とは違う色の
ものを着用することが決められています。
リベロはレシーブ専門なので、
基本的にサーブやスパイクなどの
攻撃には参加できませんし、
ブロックもしてはいけません。
そして、後衛のみでの出場となります。
また、アタックラインよりも前では
オーバーハンドでトスを上げては
いけません。
以上がリベロに関する決まりで、
これに違反すると反則となります。
リベロとして出場する場合は
この決まりをきちんと理解して
おきましょう。
以上、初心者が知っておくべき
基本的な反則について解説して
きましたが、いかがでしたか?
ちなみに基本ルールに関しては
以下の記事を参考にしてみてください。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。